マウスピース矯正

Mouthpiece orthodontics

マウスピース矯正について

当院のマウスピース矯正

当院のマウスピース矯正は4社を採用しており、症例に応じて『インビザラインシステム』と『クリアシステム』を使い分けております。

インビザラインシステム

透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着して歯並びを綺麗にする治療方法です。 一人ひとりの歯に合わせて作製されるアライナーを装着し、治療の段階に合わせて新しいアライナーに交換しながら徐々に歯を動かして、歯並びを矯正します。

クリアシステム
従来型のマウスピースを使用する通常の治療システムでこぼこやすきっ歯など部分的に気になる所だけを改善することが出来ます。
  • TODクリアアライナー
  • Aso Aligner
  • WITH ALIGNER

インビザラインシステム

「インビザライン・システム」は米国アライン・テクノロジー社が1999年に米国の矯正歯科医師を対象に提供を始めたマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置です。透明で目立ちにくく、取り外し可能な矯正装置として、2017年12月現在、世界80ヶ国以上の国々で使用されています。そしてこれまでに全世界で500万人を超える患者様が治療を受けられ、世界一の治療実績を誇るマウスピース矯正です。

3Dソフトウェアによって、歯牙移動の状態と期待される最終位置を視覚化し、患者様一人一人カスタマイズされた治療計画にて治療を開始していきます。

歯の動きの確認が可能

インビザラインの治療法では、「クリンチェック」と呼ばれるコンピュータ画像での治療計画の3Dシミュレーションを行います。

治療開始から完了まで、どのように歯が動いていくのか、インビザラインの治療効果を患者様ご自身にハッキリとご確認いただけます。

インビザライン矯正では、「クリンチェック」で治療計画を様々な角度から詳しくご確認いただいたうえで、治療を始めるかどうか患者様にご判断頂くことができます。
万が一、「クリンチェック」で理想とする歯並びにならないことがわかれば、矯正治療を開始しない選択をして頂くこともできます。

クリアシステム

マウスピース装置を利用した平面的で軽度症例に適した治療システムです

前歯の隙間

部分的なでこぼこ

このような改善を希望される方におすすめのシステムです!

マウスピース矯正のメリット・デメリット

プラスチックシートで歯を覆う装置(マウスピース装置)を使用して歯を動かす矯正治療です。

メリット
  • 取り外しが可能
  • 日常スタイルに合わせて使用可能
  • 歯磨きが今までと変わらない
  • 見た目が気にならない
デメリット
  • しゃべりずらい
  • 適応症例はワイヤー矯正より限られる
  • 治療期間が長くなりやすい

治療進行上での知っておいてほしいこと

  • 効果は装着時間に比例する(最低20〜22時間必要)
  • 適合性(フィッティング)を判断する
  • 次のマウスピースへは 2週~1か月 の間隔で交換
  • お手入れは磨き洗い
  • 咬合状態によって厚みを変える

マウスピースは装着時にきつさを感じます。効いている感触はありますが、その時点ではまだ歯が本当に動いてはいません。使用するとゆるさを感じてきますがその時点で歯が動いたことになります。
したがってきつさを感じたまま次のマウスピースに変わることは逆に歯の移動を妨げる場合がありますので誤解されないようにして下さい。

適合性(フィッティングの判断)

注意事項

  1. マウスピース矯正は、患者様の協力なしでは完成しません。
    予定とされる装置を必要時間ご使用のほど 宜しくお願い致します。
    (※使用時間に無理がある場合は力を弱めるなど調節できますのでご相談下さい。)
  2. 歯の移動には個人差もございます。移動の反応に合わせて力加減を変えますのでご理解ください。
  3. 次のマウスピースへの変更は、適切なゆるさが得られてからとなります。間隔には個人差がありますのでご理解ください。
  4. 咬み癖や咬む力が強いことにより壊れやすいことがあります。その場合は、厚さを変えて対応しますのが移動量が減る可能性がありますのでご理解ください。
  5. 予定した時期に診察を受けないと治療進行に影響が出る場合があります。大きく間隔をあけないようにお願いします。

※寺田歯科では、マウスピース矯正治療にて動きの反応が鈍かったり効果が得られない場合は、途中でワイヤー矯正治療に切り替えも可能です。